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東洋埠頭/売上高9.6%減、営業利益6.1%減

2009年10月30日/3PL・物流企業

東洋埠頭が10月30日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高153億600万円(前年同期比9.6%減)、営業利益5億5700万円(6.1%減)、経常利益5億1300万円(8.0%減)、当期利益2億7800万円(30.0%増)となった。

主力の埠頭部門をみると、経岸貨物量は、260万トン(前年同期261万トン)となった。売上高は20億8900万円となり、前年同期比7.9%の減収だった。穀物類は、志布志地区での取扱いが増加したため、前年同期(200万トン)を上回る205万トンの取扱いとなった。石炭類は、セメント用石炭の取扱いは減少したが、発電所用石炭の取扱いが回復したことから前年同期並みの42万トンの取扱いとなった。鉱石類等その他貨物は、シリカサンド、ソーダ灰の取扱いは増加したが、合金鉄などその他の貨物の取扱いが減少したことで、前年同期(18万トン)を下回る12万トンの取扱いとなった。

倉庫部門の入出庫数量は、前年同期(180万トン)を下回る157万トン。売上高は、104億1900万円となり、4.3%の減収だった。平均保管残高は、前年同期(27万トン)を下回る24万トンとなり、金額では431億円(前年同期464億円)となった。一般貨物では、米・麦、豆類や鋼材などの取扱いは増加したが、雑穀飼料や合成ゴム・樹脂などの取扱いが減少。輸入青果物は、シトラスとトロピカル類がやや減少したが、バナナやキーウィフルーツなどを堅調に取扱えたことで、青果物全体では取扱増となった。冷蔵倉庫貨物の取扱いは前年同期(6万8000トン)を下回る5万トンの取扱いとなった。

通期の業績予想は、売上高297億円、営業利益10億円、経常利益9億円、当期利益4億5000万円の見通し。

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