UPSは2月5日、2008年第4四半期の業績を発表し、売上高127億ドル(5.2%減)、調整前の営業利益は8億300万ドル(前期は42億5000万ドルの損失) だった。調整後の希薄化後1株当たり利益が前年同期の1.07ドルから22%減の0.83ドルと減となった。
2008年12月31日を末日とする3か月間の連結小口貨物取扱量は3.7%減の10億個で、燃料価格の低下による利益が発生したが、世界規模の経済減速による負の影響がこれを上回った。
通年の連結売上高は3.6%増の515億ドル、調整後の営業利益は60億ドル、調整後の希薄化後1 株当たり利益は3.50ドルで、調整前ベースでの営業利益は54 億ドル、希薄化後1 株当たり利益は2.94ドルだった。
通年の小口貨物取扱量は39億個で、1日当たりの平均取扱量は1,550万個。