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福山通運/流通加工の牽引などで増収増益、売上高1888億円

2009年02月09日/決算

福山通運が2月6日に発表した2009年3月期第3四半期決算の業績は、売上高は1888億6300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益69億700万円(42.5%増)、経常利益69億2400万円(27.9%増)、当期利益42億4600万円(70.0%増)の増収増益となった。

事業別の概況では、運送事業で11月に東京北支店をリニューアルオープンし、12月には群馬太田支店を開設して輸送網の拡充・強化を図った。運送事業の売上高は1722億3000万円(2.3%減)、営業利益59億6400万円(37.1%増)と減収増益を記録。

流通加工事業は、国際物流に陰りが見られたが、荷物保管業務の拡大や倉庫内作業の改善など業務の合理化に努め、売上高91億7000万円(1.8%増)、営業利益9億6500万円(18.8%増)と増収増益を確保した。

その他事業では、貸付施設の拡大を図り、商品販売事業では、商品の多様化からサービス向上に努めた。売上高は74億6200万円(3.3%増)、営業利益16億700万円(32.9%増)とこちらも増収増益を確保した。

通期の業績予測は、輸送量の減少傾向などを考慮し、業績予測を修正した。修正後の売上高は2450億円(11月時点の予測より1.6%減)、営業利益60億円(変更なし)、経常利益59億円(1.7%減)、当期利益30億円(9.1%減)と減収減益の見通し。

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