LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

福山通運/王子運送グループとの統合効果などで営業利益57.4%増

2010年02月10日/決算

福山通運が2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は1765億3600万円(前年同期比6.5%減)、営業利益108億6900万円(57.4%増)、経常利益111億1400万円(60.5%増)、当期利益66億1000万円(55.7%増)となった。

第3四半期の運送事業は王子運送グループとの統合整備を進め、相互取引の拡大に努めた。また輸送サービスを向上し新規顧客の獲得に努め、幹線運行部門など業務の刷新で外注費の削減を図った。運送事業の売上高は1597億1800万円(7.3%減)、営業利益は103億9700万円(74.3%増)となった。

流通加工事業は国際事業の拡大に向けた取組を強化し、物流業務を行う保管・庫内作業部門は在庫調整などによる施設の集約化で業務の改善に努めた。売上高は94億8600万円(3.4%増)、営業利益は9億8900万円(2.5%増)と増収増益だった。

その他事業では、施設賃貸業では増床効果が見られたが商品販売などは振るわず、売上高は73億3100万円(1.7%減)、営業利益は13億2300万円(17.7%減)となった。

通期は王子運送との統合効果などを見込んで業績予測を修正しており、売上高2340億円(3.7%減)、営業利益107億円(30.2%増)、経常利益108億円(33.5%増)、当期利益52億円(19.4%増)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース