商船三井は3月3日、クレーン安全監視システム「ホークアイ」を開発、自営の東京国際コンテナターミナルのトランスファークレーンに導入したと発表した。
開発した安全監視システムは、クレーン上部に設置したセンサーが、クレーンと段積みされているコンテナ上部との距離を計測、荷役中のコンテナ同士の接触や将棋倒しを防止する。
クレーン下部に設置したセンサーは、センサーを搭載したクレーンと他のクレーンや車両との相対距離を計測し、その距離内での最大許容速度を随時クレーンに指示して接触事故を防止するもの。
関係会社の日本エンジニアリングが開発した、マイクロ波センサーを利用したもので、現在特許を申請中。