商船三井は3月3日、エクソンモービルとの間で、パプアニューギニア（PNG）LNGプロジェクト向けLNG船2隻の長期貸船契約を結んだと発表した。
投入船は、同社（70％）と伊藤忠商事（30％）が共有するカーゴタンク容積17万7000?のLNG船2隻。同社の船舶管理下で日本などに向けたLNG輸送を行う。船舶はことし竣工する予定。
同時に、PNG LNGプロジェクトと、豪州ゴーゴンプロジェクトから中国向けにLNGを販売するのに必要となるLNG船4隻を中国造船所で建造し、プロジェクトに長期貸船をすることについて基本協定書を締結した。
商船三井が保有することになるLNG船4隻は、2014年から2016年にかけて順次竣工し、両プロジェクト運営会社とそれぞれの長期貸船契約に基づいて、中国向けLNG輸送に従事する。
