DHLサプライチェーンは3月11日、東京カンファレンスセンター品川でサービスロジスティクスの事例や最新情報の紹介を目的とした、第2回「DHLサービスロジスティクス・エグゼクティブサミット2009」を開催した。
ハイテク製品やコンシューマー機器、電子機器、ヘルスケアなどの業界エグゼクティブが参加。同社が日本はじめ世界で提供している具体的なソリューション事例を紹介した。
ドナルド・マクガーヴァ代表取締役社長が「グリーンサプライチェーンの収益性」と題して講演。2007年12月に富士通とともに経済産業大臣表彰を受けた「グリーン物流パートナーシップ推進事業」でDHLサプライチェーンが提案・製作した梱包材などの例を紹介した。マクガーヴァ社長は「物流業務のグリーン化へのニーズは高く、DHLはコストと環境両方に効率的なソリューションを提供している」と述べた。
会場内では、DHLと協力企業によるブース出店やパネル展示を実施。DHLの環境配慮型梱包材などの展示に加え、三菱ふそうトラック・バスのハイブリッド車両やアドバンスド・コア・テクノロジーの配車システム、DHLジャパンが2006年7月から集配業務車両として使っているダイムラーの量産燃料電池車「F-Cell（エフ・セル）」などの情報を紹介した展示を行った。
