エクソン・モービルは現地時間の3月20日、英ウェールズ州のミルフォード・ヘブンにあるサウスフックLNG受入ターミナルに、液化天然ガス(LNG)のテスト用貨物が初めて到着したと発表した。
同ターミナルは2009年中のフル稼働が見込まれており、フル稼働時には天然ガス供給ネットワークに20億立方フィート/日を供給できるという。
同ターミナルは、カタールのノースフィールドから英国に天然ガスを供給するカタール・ガス2大型合弁事業の一部。同ターミナルは第2段階まで完成しており、LNG貯蔵タンクや再ガス化プラント、タンカーからの揚陸システム、世界最大級のLNGタンカーの接岸が可能な桟橋などで構成されている。
ターミナルを運営するサウスフック・LNGターミナル社の出資比率はカタール・ペトロリアムが67.5%、エクソン・モービルが24.15%、仏トタールが8.35%。