LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

横浜税関/2月の輸出額48.5%減

2009年04月07日/調査・統計

横浜税関が3月26日に発表した2月の横浜港貿易速報によると、輸出額は3777億円(前年同月比48.5%減)と半減し、輸入額も1955億円(35.9%減)と大幅に減少した。輸出から輸入を差し引いた額は1822億円(57.5%減)。

商品別の動向では、主要輸出品目中で、自動車の輸出額は645億円と60.3%減を記録。事務用機器も179億円(41.6%減)、原動機は177億円(52.9%減)となった。このほか自動車の部分品も58.1%減と大幅に減少した。

仕向国別の動向では中国向けが764億円(37.0%減)と4か月連続で減少したほか、アジア・NIEs諸国向けも自動車などの減少で719億円(45.5%減)と5か月連続で減少、ASEAN向けも516億円(52.3%減)と5か月連続で減少した。米国向けは自動車などの減少で55.3%減と18か月連続で減少し大きく落ち込んだ。

一方、輸入では天然ガス・製造ガスが218億円(22.4%減)と落ち込んだ反面、原油・粗油が184億円(53.3倍)と大幅に増加した。非鉄金属は97億円(72.8%減)、石油製品も72.4%減と大幅減となった。

輸入国で増加した地域は中東が原油などの輸入増で2.4倍と3か月ぶりに伸びた反面、中国が衣類とその付属品の減少から418億円(49.4%減)と4か月連続で減少。ASEANが石油製品の減少で330億円(44.8%減)と4か月連続で減少し、米国も223億円(30.7%減)と4か月連続で減少。中南米も51.7%減となった。

関連記事

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース