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三菱重工/中国市場本格参入へ、大型舶用ディーゼルエンジン工場が完成

2009年04月16日/物流施設

三菱重工業は4月16日、フィンランドのバルチラと中国船舶重工業集団公司(以下:CSIC)との合弁で中国に設立した大型舶用低速ディーゼルエンジン生産・販売会社QMDの生産工場が竣工したと発表した。

中国舶用市場への本格参入の拠点となる主力工場。新工場はQMDが本社を構える山東省・青島に完成した。三菱重工とバルチラからの技術供与を受けながら、シリンダ径96cmまでの2ストローク舶用低速ディーゼルエンジンを生産する。工場の設備能力は最大年産120万馬力で、状況に応じ350万馬力まで増産していく計画だ。生産機種ブランドは、三菱UEとバルチラ。

QMDは、CSICと、中国市場への本格参入を目指す三菱重工、バルチラ両社の考えが一致し、2006年9月に3社合弁で設立された。

中国の舶用市場の荷動きは回復の兆しを見せ始めている。新工場完成は、中長期に大きな成長が期待できる中国市場の需要増に対応する体制が整備されたことになる。

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