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三菱重工/排ガス規制適合のエンジン式フォークリフト

2009年06月08日/CSR

三菱重工業は6月8日、新しい排ガス規制に適合する、荷役性能3.5~5.5トンのエンジン式フォークリフト「GRENDiA EX(グリンディアEX)」シリーズ全10機種を6月15日に発売すると発表した。

従来機の高い耐久性や整備性を継承しながら、クラストップレベルの環境性能を達成。安全性と効率的な荷役作業サポート機能を向上させたフルモデルチェンジ。価格は 482万~699万円(メーカー希望価格・税込み)。
          
環境負荷の低減では、新排ガス規制(国内特殊自動車排出ガス2008年規制:ディーゼル車、2007年規制:ガソリン車)をクリアして、窒素酸化物(NOx)や炭化水素(HC)などの有害物質の排出を大幅に削減。ディーゼル車については黒煙排出量も低減させた。また、ディーゼル、ガソリン両車とも低燃費・高出力を実現して作業効率を大きく改善している。

安全性の向上については、危険を未然に回避する独自の安全機構をパワーアップしたIPS2(マスト走行インターロック機能)を標準装備して、オペレーターの離席時にマスト/走行をロックするだけでなく、パーキングブレーキが自動的に作動、誤動作やブレーキのかけ忘れを防止する。デジタル式スピードメーターやスピードオーバー警報機能も標準装備、オプションでオペレーターID認識による車両管理システムも導入可能だ。

効率的な荷役作業をサポートする独自のソリューションを提供できるのも特徴のひとつ。具体的には、車両個々の稼働状況の正確な把握を可能とする車両管理システム(TMS)と、現場の規模や作業に応じて最適な車両運用を提案するフリートマネジメントシステム(FMS)の機能を備える。

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