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日本郵船/CO2の削減を目指したコンセプトシップ公開

2009年04月17日/CSR

日本郵船は4月16日、海上輸送で排出されるCO2の削減を目指したコンセプトシップ「NYK スーパーエコシップ2030」を考案し、その概要を発表した。

スーパーエコシップのプロジェクトは日本郵船のの技術開発会社MTI、イタリアのデザイン会社Garroni Progetti S.r.l.、フィンランドの船舶技術コンサルタント会社、Elomatic Marineと4社共同で行われた。

NYKスーパーエコシップ2030では、2030年を目標に論理的には可能なもののまだ船舶用に商業化されていない技術を盛り込み、船体重量の軽量化や摩擦抵抗の削減で推進力を低減。LNGをエネルギー源とする燃料電池や太陽光発電、風力から推進力を得ることで1コンテナ当たりのCO2排出量を現在と比較し69%削減できるという。

NYKスーパーエコシップ2030は8000TEU型を想定した場合全長353m、幅54.6m、主動力源は燃料電池 (LNG)40メガワット、太陽光1~2メガワット、風力1~3メガワットを想定。CO2排出量は62g/TEU-mile。

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