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宇徳/3月期の売上高5.1%減、当期利益4.1%減

2009年04月30日/決算

宇徳が4月30日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は435億1200万円(前年同期比5.1%減)、営業利益25億700万円(20.7%減)、経常利益25億7900万円(18.4%減)、当期利益17億2700万円(4.1%減)となった。

事業別の概況は、港湾事業の主な営業拠点の京浜港の輸出入貨物量で、上期はアジア・中東向けなどが堅調で増加基調で推移したが、秋以降急速に減少し、特に車輌や建設機械の取扱量が大きく減少した。コンテナも終盤に減少が顕在化し、上期にプラント貨物などの取扱が伸びた結果増収となったが、第4四半期の荷動き減少に伴う作業効率の低下などのの要因で減益となった。

物流事業は、上期の輸出入貨物の取扱いが堅調に推移したこと、大型貨物の海上輸送契約を順調に受注したことなどで減収だが利益面では増益となった。

プラント事業は、景気拡大を維持していたシンガポール・タイの景気が後退局面入りするなど事業環境は厳しくなったが、国内で電力・石油化学プラント関連工事のほか、特殊車輌を活用した橋梁工事等を幅広く受注。シンガポール・タイでも化学プラントの大型工事を中心に展開したが、円高の影響もあり過去最高の業績となった前期には及ばず、減収減益となった。

来期は物流事業で新規案件拡大などを図るが、売上高310億円(3.1%減)、営業利益10億5000万円(44.0%減)、経常利益10億5000万円(48.6%減)、当期利益5億8000万円(56.4%減)を見込んでいる。

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