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上組/輸出貨物の取扱減などで売上高0.3%減、当期利益4.9%減

2009年05月14日/決算

上組が5月14日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は2177億9700万円(前年同期比0.3%減)、営業利益210億5800万円(6.5%減)、経常利益225億6600万円(5.2%減)、当期利益129億4500万円(4.9%減)の減収減益となった。

港湾から配送までの独自の合理化一貫物流システムと顧客本位の提案型営業活動を展開し、並行して組織の効率化を推進し、第2四半期までは主力業務である港湾運送事業を中心に順調だったが、秋口以降の急激な物流需要の落ち込みで輸出貨物を中心に大幅な取扱いの減少を見た。

物流事業部門では、港湾運送事業でコンテナ、自動車、プラントなどの輸出、輸入貨物ともに低調な取扱となり、売上高は0.1%減の786億5000万円と横ばい。

倉庫業は、港湾から配送までの一貫物流や新設倉庫の稼動が寄与し、2.9%増の194億1100万円。倉庫工場荷役請負業は3.4%増の176億5000万円、重量貨物運搬業も5.9%増の73億8900万円。

一方、物量の減少や消費の低迷で自動車運送関連事業は1.6%減の338億400万円となるなど、物流事業部門の売上高は0.3%増の2066億500万円だった。

来期は独自の物流ネットワークを駆使した、顧客本位のグローバル・ロジスティクスの構築を目指すが、事業基盤を強化売上高2040億円(6.3%減)、営業利益200億円(5.0%減)、経常利益213億円(5.6%減)、当期利益124億円(4.2%減)の見通し。

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