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乾汽船/短期契約船の市況悪化などで売上高4.7%減、当期利益48.9%減

2009年05月12日/決算

乾汽船が5月12日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は222億8100万円(前年同期比4.7%減)、営業利益76億8600万円(21.8%減)、経常利益76億4400万円(14.3%減)、当期利益36億7900万円(48.9%減)となった。

市況悪化に対応するべく長期貸船契約の締結や期間輸送契約の増加などで固定化・安定化の比率を高め、支配船腹を効率的に配船するなど収益増大に努めたが、市況の変動により短期の契約船の採算が悪化。3期連続して創業以来の最高益・利益を更新できなかったものの、年度前半の好業績で、経常段階での業績予想修正値(2月の第3四半期決算発表時)の利益は達成できたとしている。

所在地別の概況は、日本国内の売上高は12億9300万円減の224億3700万円、営業費用は8億4000万円増の147億900万円となり、営業利益は21億3400万円減の77億2700万円となった。

パナマの売上高は3億9400万円増の42億3000万円、営業費用で4億600万円増の42億7000万円を計上し、営業損益は1200万円減の4000万円の損失となった。

来期は全社的なコスト削減策の実施などで売上高136億円(39.0%減)、営業利益9億円(88.3%減)、経常利益10億円(86.9%減)、当期利益5億5000万円(85.1%減)と引き続き減収減益の見通し。

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