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鈴与シンワート/物流不振も情報サービス堅調で売上高0.2%減

2009年05月15日/決算

鈴与シンワートが5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は104億6900万円(前年同期比0.2%減)、営業利益3億8100万円(21.6%減)、経常利益3億6900万円(15.6%減)、当期利益1億6900万円(32.6%減)となった。

物流事業全体の売上高は36億5000万円と5.7%減。陸運事業はセメント需要の落ち込みと小麦粉値上げに伴う買控えでの輸送量減少、10月の海上コンテナ事業からの撤退により、売上高は16億9400万円(11.4%減)となった。海運事業は、空コンテナの本船積作業や内航船取扱業務が減少したものの、建設発生土積出作業の受注で売上高は10億1400万円(18.3%増)と大幅増となった。

倉庫事業は、大口荷主の撤退に伴う賃借倉庫の返還と松戸営業所での荷主獲得のずれ込みで8億2200万円(14.5%減)。商事事業は、建設資材の取扱減で売上高は1億1900万円(14.3%減)となり、今年3月で終了した。

情報サービス事業が下期に関西圏の製造などの事業の低迷はあったが、東京地区を中心としたシステム開発、人事給与を主体としたプロダクト事業が堅調だったこと、稼動1年目となったデータストレージ事業が順調に立ち上がったことにより、売上高は68億1800万円(3.1%増)だった。

来期は新規荷主の獲得や既存荷主との取引拡大を推進する組織として開発営業部を新設。営業推進体制の強化を図り、売上高95億7900万円(8.5%減)、営業利益4億6600万円(22.5%増)、経常利益4億1800万円(13.2%増)、当期利益2億4300万円(43.2%増)の見通し。

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