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国土交通省/地方空港物流活性化支援事業を公募

2009年06月19日/未分類

国土交通省は6月19日、2009年度地方空港物流活性化支援事業の公募を開始した。

地域の活力の減退を防止するため、国内外の物の流れを活発化させ、需要の創出につなげていくことが狙い。同時に、関係主体の連携・協働による地域特性を考慮した地方空港の物流活性化の促進を通じて多様な発展可能性を検討するため、今年度から同事業を実施する。

公募の受付期間は19日-7月21日。受付終了後、8月に支援空港を選定し、10月-2010年2月に支援を実施する。3月には空港活性化ワーキンググループで成果報告が行われる予定。応募主体は市町村などの自治体、航空会社、フォワーダー、荷主企業などで組織する協議会だが、協議会に法人格がない場合、自治体が代表者となる。

支援内容は、データ・資料の収集・分析などを通じて、空港の物流活性化に向けた基本方針、目標と具体的施策など(戦略プラン)の策定に対し支援する戦略プラン型、社会実験などによる課題の検討や効果分析などを通じて、空港の物流活性化の具体的施策(プロジェクト)を支援するプロジェクト型に分けられる。

戦略プラン型の場合、応募した空港の取扱貨物の流動実態調査の実施(仕出地、仕向地、取扱品目など)、空港周辺地域の産業立地動向調査の実施、空港利用者(荷主、フォワーダー、航空会社)に対する利用実態とニーズに関する調査の実施などに対して支援が行われる。

プロジェクト型の場合、社会実験項目の検討、データ測定、社会実験による課題抽出、効果検証などが支援される。予算は1件当たり上限500万円。公募提案の受付と問い合わせは国土交通省航空局監理部航空事業課航空物流室で受け付けている。

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