日本出版貿易とトーハンは7月3日、資本・業務提携を発表した。
提携は、物流の協業化による大幅なコスト削減と販売機会拡大と最終消費者である読者の利便性向上を目的とする資本・業務提携を行うもの。
物流面では、煩雑度の高い洋書物流をトーハンが持つ和書のネットワーク資源にシフトし、合理化を目指すことで、効率化とコスト削減を図る。
業務提携による効果として、書店マーケットにおける洋盤CD取扱の拡大、日本で暮らす外国人向けの商品の供給、和書翻訳出版による伝統文化の発信等、書店への洋書の安定供給、商品調達スピードの向上、またエンドユーザーの利便性向上や多様化する需要に対応することが可能となり、この分野のさらなる拡充を図るとしている。