TNTは、2009年第2四半期決算を発表した。
エクスプレス部門の取引貨物量の減少率が落ち着く。同部門では、コスト削減の取り組みが堅調に推移し、1億3500万ドルの節約に成功。年間のコスト節約目標を達成した。同部門は、復活祭や、外国為替変動などの影響により2900万ユーロの営業利益を計上した。エクスプレス部門の潜在的な営業利益は8900万ユーロ(前年同期は1億5300万ユーロ)。
メール部門の売上は前年同期と同水準で推移。同部門は1億5000万ユーロ(前年同期は1億7300万ユーロ)の営業利益を計上した。
グループ全体で運転資金確保と節税に継続的に取り組んだことにより、キャッシュ・フローが堅調に推移。1株当り0.18ユーロの2009年中間配当を、株主の選択で現金か株式で支払う。