丸運が7月29日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高114億4400万円（16.0％減）、営業利益2億3000万円（51.5％減）、経常利益2億3900万円（50.2％減）、当期利益3億3000万円（15.3％増）となった。
一般貨物輸送・倉庫部門の売上高は57億5100万円。顧客の生産調整の継続などにより、生産・消費・建設関連貨物全般にわたり輸送量・保管量が減少し、16.6％の減収となった。
液体輸送部門の売上高は39億8900万円。ガソリン等石油製品や化成品の消費の減退により輸送量が減少し、13.9％の減収。
国際輸送部門の売上高は8億7500万円。電子材料や、非鉄金属などほぼ全品目にわたって海上・航空貨物が激減し、27.0％の減収。
鉄道利用運送部門の売上高は7億2700万円。主力のコンテナ輸送での長引く景気後退による取扱貨物輸送量の減少によって、7.5％の減収となった。
通期の業績は、売上高520億円、営業利益12億円、経常利益12億円、当期利益8億2000万円となる見通し。
