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東海運/ロシア向けや建材減少で売上高18%減、当期損失9100万円

2009年07月30日/決算

東海運が7月30日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は84億9300万円(前年同期比18.3%減)、営業損失600万円(前期は3億3800万円の営業利益)、経常損失3300万円(3億3500万円の経常利益)、当期損失9100万円(1億7500万円の当期利益)となった。

物流事業では、国際貨物で前期に堅調だった中国・東南アジア向けの海上コンテナの取扱量が微減となり、ロシア向けのパイプ・建設機械輸送の取扱量は大幅に減少した。国内貨物では、連結子会社の増加による営業収益の増加があったものの、ガラス・セメント・鋼材など各種建材関連の輸送量が減少。物流事業の売上高は59億4600万円と19.3%減、営業利益は9100万円と80.5%の減益となった。

海運事業では、内航セメント船と環境関連の産業廃棄物等の取扱量が減少した一方、外航貨物船の新規輸送案件による増収のほか、用船コストの圧縮、修繕費の減少などで利益を確保した。売上高は24億1200万円と16.5%減、営業利益は1億5000万円、56.0%増となった。

通期は売上高400億円(1.3%減)、営業利益7億1300万円(36.1%減)、経常利益7億4300万円(19.1%減)、当期利益2億7500万円(33.3%減)を見込んでいる。

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