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東部ネットワーク/飲料輸送好調、売上高4.6%増、営業利益65%増

2009年07月30日/決算

東部ネットワークが7月30日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は25億4500万円(前年同期比4.6%増)、営業利益2億700万円(65.0%増)、経常利益2億2700万円(58.3%増)、当期利益1億3300万円(70.5%増)となった。

貨物自動車運送事業では、バルク輸送部門の石油輸送は、景気悪化による工場操業率の低下と燃料価格の上昇、環境対策を背景に需要が減退し減収となった。

化成品輸送は、製造業での在庫・生産調整の影響で輸送量が大幅に減少し減収。セメント輸送も、景気後退による新規物件の先延ばしや公共投資が担当地域で一段落したためなどで輸送量が減少、減収となった。バルク輸送部門は売上高31.5%減だった。

清涼飲料、びん・容器輸送部門のびん・容器輸送は、容器の軽量化と利便性の変化で輸送量が減少し減収となった。

清涼飲料輸送は、ほぼ全国のボトラーズ社との取引となり、輸送地域の拡大に対応するため増車し、閑散期部門の車両も稼働させる新たな複合輸送システムの運用で戦力増強を図るなど、輸送量の増加に対応し増収を確保。清涼飲料、びん・容器輸送部門の売上高は20.2%増と大幅な増加を記録した。

その他輸送部門は、小型車が中心で消費減退による荷主の合理化要請もあり減収。売上高は17.8%減となった。関連業務の荷役作業収入を含めた貨物自動車運送事業の売上高は17億2475万円(7.0%増)となった。

不動産賃貸事業では提供している各種賃貸施設のうち、自社提供施設は1月に新施設の提供が加わり増収となった。反対に借上施設は一部施設の解約があり減収。売上高は2億5200万円(0.4%増)となった。

通期は売上高98億7500万円(5.4%減)、営業利益6億1000万円(1.0%増)、経常利益6億4100万円(1.8%減)、当期利益3億7700万円(9.8%増)を見込んでいる。

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