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東部ネットワーク/売上6.6%減、営業利益16.5%増

2010年02月04日/3PL・物流企業

東部ネットワークが2月4日に発表した2010年3月期第3四半期業績(非連結)によると、売上高は75億5800万円(前年同期比6.6%減)、営業利益5億4200万円(16.5%増)、経常利益5億8900万円(16.3%増)、当期利益3億4400万円(23.7%増)となった。

営業利益は成長分野への積極投資による人件費・減価償却費の増加があったが、燃料費はシステム管理による省エネ運行の実践や値下げ効果、諸経費の削減により増益となった。

貨物自動車運送事業の売上高は49億4200万円(3.1%減)だった。

バルク輸送部門の石油輸送は、景気低迷による需要減に加えて、温暖化ガス削減強化を受け、天然ガスなどへの転換や低燃費車の普及で輸送量が減少し、減収となった。

化成品輸送については、アジア向け輸送が回復基調にあるが、国内需要が大幅に減少し減収。

セメント輸送は、大型公共工事の終了と製造業などの設備投資抑制により、輸送量も低調となり減収となった。

清涼飲料、びん・容器輸送部門の売上高は5.6%増だった。びん・容器輸送は、漸減傾向が続き減収。清涼飲料輸送は、新規荷主の獲得により、輸送担当地域がほぼ全国に拡大したので、同輸送は新設輸送基地の設置や縮小傾向にあるバルク輸送業務の既存輸送基地に自社戦力を積極的に投入し、縮小業務からの転換も同時に行い、複合輸送をより充実させ、高品質輸送の提供と自社収入の拡大で増収となった。

通期の業績予想は、売上高98億7500万円、営業利益6億1000万円、経常利益6億4100万円、当期利益3億7700万円の見通し。

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