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明治海運/外航海運業部門が貢献し、売上高10.7%増

2009年07月31日/3PL・物流企業

明治海運が7月31日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は52億8600万円(前年同期比10.7%増)、営業利益5億200万円(92.6%減)、経常損失6億4800万円(前期は11億4600万円の経常利益)、当期利益1億9900万円(1100万円の当期利益)となった。

部門別の概況では、外航海運業部門は中長期用船契約により、市況の変動を直接的には受けず、各船種とも順調に稼働した。前年度下期に新造油送船が投入され船隊を拡充した結果、円高に推移した為替レートの影響は受けたが、外航海運業部門の売上高は38億7000万円(2.1%増)の増収となった。

しかし、為替レート、船員費などのコスト増の影響もあり、海運業利益は2億4100万円(26.2%減)と大幅減となった。船隊近代化の一環として、連結子会社が自動車専用船2隻を売却した売却益4億6500万円を特別利益に計上している。

ホテル業部門の業績は、売上高12億7500万円(52.4%増)、ホテル業利益は1億8100万円となった。

不動産賃貸業部門の業績は売上高1億3900万円(4.5%減)、不動産賃貸業利益は7900万円(6.7%減)となった。通期は売上高217億円(13.4%増)、営業利益17億5000万円(14.3%減)、経常損失7億5000万円、当期利益3億5000万円(71.7%減)を見込んでいる。

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