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明治海運/経常利益93%減

2010年01月29日/3PL・物流企業

明治海運が1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は158億700万円(前年同期比6.0%増)、営業利益15億1000万円(10.1%増)、経常利益1億7100万円(92.9%減)、当期利益4億8400万円(50.4%減)となった。

各部門中、外航海運業部門は、中長期用船契約が主体の大型油送船と自動車専用船を中心に、市況の変動を直接的には受けず各船種とも順調に稼働した。また昨年度下期に投入した油送船4隻と、グループ初のLPG船も本格稼働し、外航海運業部門の売上高は8億7100万円増の121億1300万円(7.8%増)を計上した。

一方、船舶運航費用の軽減は図れたものの、新造船による減価償却費の負担が増し、海運業の利益は10億3400万円(1.6%減)にとどまった。船隊近代化の一環として、連結子会社で自動車船3隻を売却したため、その売却益7億2600万円を特別利益として計上した。

通期は売上高211億円(10.2%増)、営業利益13億5000万円(33.9%減)、経常損失6億3000万円、当期利益1億6000万円(87.1%減)を見込んでいる。

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