DHLジャパンは4月1日、エアホンコンの貨物輸送機の運航スケジュールを3月29日に変更し、成田国際空港発の輸送能力を増強したと発表した。
これまで、週10便(月曜日から木曜日、土曜日の各日2便)で運航していた成田国際空港-香港間のフライトに、金曜日のフライトを2便追加し、週12便で運航する。これによって成田国際空港からの貨物輸送能力が20%向上する。追加されたフライトの第1便は4月2日に成田国際空港を出発する。
エアホンコンは、DHLが株式の40%、キャセイパシフィック航空が60%を所有する貨物航空会社で、日本では成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港におけるDHLの3つのゲートウェイとアジア太平洋地区のメインハブである香港のセントラルアジアハブ間を結ぶ貨物専用機を週32便運航している。
DHLは、ネットワークの最適化に向けて、常時フライトやオペレーションの見直しを実施しており、今回のエアホンコンのスケジュール変更もその一環。