日本通運は9月11日、当初10月1日に予定していた郵便事業会社との宅配便事業の統合を延期すると発表した。
日本通運の宅配便事業と郵便事業会社のゆうパック事業をJPエクスプレスに統合するため、郵便事業会社は事業計画の変更認可を総務省に申請しているが、現時点で当該事業計画が認可されていないことを受けた措置。
日本通運は統合を見送ることによる影響を現在検討中で、10月1日以降も自社とJPエクスプレスで、「ペリカン便」として引き続き宅配便サービスを提供する。なお、10月11日よりJPエクスプレスは一部地域の集荷と配達を日本郵便に委託する。