三菱商事は9月29日、リビアでの太陽光発電実証研究システムが稼働したと発表した。
国際貢献施策として、リビアのアル・ファタ大学(1957年設立のリビア国最大規模の総合大学)と共同で、新エネルギーの実証応用研究の活性化を目的としたプログラムを推進している。同国の革命40周年を記念し、プログラムの一環として同大学敷地内に太陽光発電実証研究システムを設置、9月28日に大学への寄贈式を行った。
寄贈したシステムは、太陽光発電装置、各種計測装置、シミュレーション装置、データ分析装置などで構成。リビアの日照条件のもとで、太陽光発電の効率と気象条件との関係を分析する実験や、発電された電力の有効活用方法の研究などを行う。