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ソフトバンクBB/間接材購買ネットワークサービスで有力企業5社と協業

2009年10月02日/SCM・経営

ソフトバンクBBは10月2日、間接材購買ネットワークシステム&サービス「パーチェスワン」について、有力カタログサプライヤ企業5社と協業することで合意したと発表した。

協業する企業は、シグマ アルドリッチ ジャパン、アールエスコンポーネンツ、MonotaRO(モノタロウ)、チップワンストップ、ミドリ安全の5社。

2008年9月9日にサービス提供を開始した「パーチェスワン」は、企業に購買システムを提供し、購買業務を肩代わりして労務コストを削減、複数サプライヤから見積もりを取得して比較購買を進め、調達価格の低減化を実現するサービス。文具・オフィス用品やOA機器、工具、部品、安全具、ユニフォーム、理化学機器などのカタログ品から、印刷、オフィス工事、役務サービス、運送、社宅といった定型・非定型の見積もり品まで、間接材分野の商品・サービスを提供。企業のコスト削減と内部統制を実現する。

今回の合意により、「パーチェスワン」が協業を行うことになるカタログサプライヤ数は累計12カタログ、10社。取扱品目数270万点となる。

協業に合意している10社は、英米や国内など業界での有力カタログ販売会社。米国系サプライヤにとって、日本市場の販売チャネルが複雑かつ強固なため、事業拡大が難しかったが、顧客基盤を持つ「パーチェスワン」との協業により市場参入する機会ができる。個別の購買システムを持つ国内大手企業に、「パーチェスワン」のシステムを連携させることで、英国系電子カタログ販売会社は販売拡大が図れる。

製造業企業向けに独自で商品数の多い間接材を中小企業主体にインターネット販売してきた間接材インターネット販売の国内最大手企業は、大手企業を顧客に持つ「パーチェスワン」との協業により、販路拡大を図ることができるといった参加企業にとってメリットのある内容となる見通し。

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