日本通運は10月1日、海運事業部複合輸送部内に混載センターを新設し、全国各地のコンテナ輸送における小口貨物集積所(CFS)の混載貨物の一元集中管理を行う。
このため、港単位からエリア単位、全国単位での混載仕立てが可能となり、混載貨物の積載効率向上とドキュメンテーション、商品管理、販売管理機能の一本化によるサービスレベルが向上する。
今まで各港ごとに混載コンテナを仕立てていたために、仕立て本数や混載効率にばらつきがでるなど、同質のサービスが提供できなかった部分が改善され、発着地共に自社グループの施設、オペレーションで対応できる強みを押し上げる。
仕立て管理等の機能は東京の混載センターへ集約するが、各地域の港では書類受付のカウンター業務、その他カスタマーサービス業務は継続し、港ごとでのサービスの拡充にも努める。
加えて、国際海運業務の基幹システム「GLogicI」の地方港・インランドデポ拠点への展開を進め、カスタマーサービスの充実を進める。
問合せ
日本通運
海運事業部複合輸送
担当佐藤・落合
TEL.03-5434-0211