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富士物流/貨物量減少で経常利益94%下方修正

2009年10月23日/3PL・物流企業

富士物流は10月23日、4月27日に発表した2010年3月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は第2四半期の売上高が166億8000万円(当初予測値より4.7%減)、営業利益3500万円(30.0%減)、経常利益300万円(94.0%減)、当期損失5500万円(当初予測では当期利益を計上せず)の下方修正となった。

通期は売上高335億円(4.3%減)、営業利益4億円(20.0%減)、経常利益3億5000万円(22.2%減)、当期利益1億円(33.3%減)の下方修正となった。

第2四半期は景気悪化による取扱貨物量の減少が予想以上となり、売上高が前回の予想を下回る見込みとなった。利益面も緊急損益改善委員会を立ち上げ、固定費の削減など経費圧縮に努めたが、売上高の減収に伴い損失計上の見込みとなった。

通期の業績予想では第3四半期以降の景況が不透明で、取扱貨物量の大幅な回復は見込めないと予想。第2四半期の修正に伴い、売上高などが予想を下回る見込みとしている。利益面では今後も緊急損益改善委員会の活動を継続して原価低減を推進し、業績向上に努める。

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