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郵船航空サービス/売上43.7%減、営業利益96.4%減

2009年10月27日/3PL・物流企業

郵船航空サービスが10月27日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高522億7000万円(前年同期比43.7%減)、営業利益1億2500万円(96.4%減)、経常利益6億9600万円(83.1%減)、当期利益2億5000万円(89.5%減)となった。

主力の貨物運送業をみると、貨物運送事業の売上高は506億5800万円(43.7%減)、営業損失は1600万円となった。前年同四半期のような原油価格高騰にともなう燃油サーチャージの負担は軽減されたが、グループの航空貨物取扱量は前年同四半期比32.5%の減少となった。

政府の景気対策を背景に中国向け薄型テレビ関連品や電子部品・電気機器の輸出貨物が牽引し、第2四半期(3か月)に入ってからは自動車関連部品のスポット輸出もあり荷動きは上向き傾向を示したが、荷動きの回復はアジア域内が中心で欧米を最終需要地とする製品・部品の荷動きにはつながっておらず、欧米での荷動きは緩慢な状態が続いている。

海上貨物は、アジアを中心に輸出入物量の回復傾向は見られるが設備投資の落ち込みによる機械・機器などの荷動きが低迷している。

通期の業績予想は、売上高1200億円、営業利益29億円、経常利益34億円、当期利益19億円の見通し。

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