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三菱重工業/小型・低騒音の車両用冷凍ユニット開発、20%小型化

2009年10月28日/未分類

三菱重工業は10月28日、サブエンジン駆動式の陸上輸送用冷凍ユニットの大型車用モデル「TU100SA」を開発したと発表した。

発売は2010年5月で、既存機種の中温~低温用機種「TU73E」、低温~超低温用の「TU73EZ」の後継機種に当たる。冷凍能力は1万500W(外気35℃/庫内0℃時)と、従来機(TU73EZ)に比べ24%向上している。

TU100SAは低振動でトルク変動の小さい3Dスクロールコンプレッサーと、低温域の能力発揮に優れたエコインジェクションシステムの相乗効果で、燃費とCO2排出量は従来機比で35%減少されている(庫内0℃時)。

騒音値は69デシベルと従来機比で9デシベル低下し、トラックターミナル近隣の宅地化などで高まる騒音低減ニーズに応えた。冷媒充填量も4.3kgと43%削減されており、環境配慮性を高めた。

寸法は幅1589×高さ598×奥行き695mm、重量は507kgと従来機比で20%の省スペース化を実現。重量も64kg軽くなり11%減となった。

国土交通省が10月から適用を始めた「自動車排出ガス規制の強化(ポスト新長期規制)」に伴い、トラックの新車は、排ガス対策の補器類が追加されたため冷凍ユニットの取付けスペースが狭小化する傾向にあり、TU100SAは取付けスペースの小型化にも対応する。

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