日本通運は10月28日、大阪府豊中市に豊中ロジスティクスセンターを完成したと発表した。
豊中ロジスティクスセンターは建築面積1万841.7㎡、延床面積3万6949㎡。鉄筋コンクリート造地上4階建ての施設。名神高速道路、阪神高速道路の豊中ICまで約1km、伊丹空港へも約4kmと近接しており、大阪港や鉄道貨物駅へのアクセスも容易。
立地条件を活かし、倉庫営業、航空貨物ターミナル、3PLの推進を核とした「陸・空共同運用」の拠点として活用していく。
豊中ロジスティクスセンターは1階に航空貨物用自動仕分機を配置し、4階以外の各階には貨物自動車が直接乗り入れ、荷降しができる自走式スロープを設置した。
国内航空貨物の中継・集配基地、配送センター機能のほか、2万4700㎡以上の保管面積を有効活用し、営業倉庫としての運用など各種の物流サービスが提供できる。
また、従来複数の倉庫で保管・配送していた物品を同センターに集約することで、物流の効率化と環境負荷の低減が図れるため、大阪支店ではこの集約で約13％のCO2削減を計画している。
