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新和海運/売上高42.8%減、営業利益82.6%減

2009年10月30日/3PL・物流企業

新和海運が10月30日に発表した2010年3月期第2四半期の業績は売上高456億円(前年同期比42.8%減)、営業利益24億5000万円(82.6%減)、経常利益19億2600万円(86.0%減)、当期利益14億7600万円(84.2%減)となった。

外航海運市況は、ドライバルクが、5月より資源大手を中心に中国向け鉄鉱石の輸送需要が増加し、それに伴い積揚地での滞船が拡大し船腹需給が引き締まったことにより、市況はケープ型撒積船を中心に回復した。

6月初めにケープ型撒積船の用船料が一日当たり9万ドル台に乗せた後、中国の鉄鉱石輸入が一段落したことにより市況は下げ基調が続いたが、パナマックス型撒積船以下の中小型バルカーは全体的に堅調に推移した。

タンカーは、世界的な景気低迷により石油需要が大幅に減少したことに加え、船腹供給が増加したため、船舶コストを大幅に下回る低調なマーケットで推移する厳しい状況が続いた。

内航海運事業の業績は、国内需要の低迷の影響により鋼材・セメント共に輸送量が低調に推移した結果、前年同期に比較して大きく落ち込んだ。

通期は売上高900億円(32.2%減)、営業利益38億円(71.1%減)、経常利益30億円(76.0%減)当期利益10億円(85.1%減)を見込んでいる。

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