三井倉庫が11月5日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高432億3400万円（前年同期比17.0％減）、営業利益29億5300万円（9.7％減）、経常利益21億7600万円（21.6％減）、当期利益8億2600万円（29.1％減）となった。
物流事業では、前期に稼動を開始した福岡レコードセンター、厚木新倉庫、辰巳事業所の通期寄与などがあったものの国内外での荷動きの落込みが激しく一般物流、港湾運送、海外事業の各事業で売上高と営業利益が大きく減少した。
物流事業の売上高は372億8300万円、営業利益は6億6700万円だった。
連結経常利益は、有利子負債の増加に伴う支払利息の増加などにより21.6％減だった。当期利益は、資産の有効活用の観点から投資有価証券売却による特別利益2億1300万円を計上する一方、事業再編にかかわる費用などの特別損失4億500万円を計上した結果、29.1％減となった。
通期の業績予想は、売上高880億円、営業利益67億円、経常利益49億円、当期利益18億円の見通し。
