センコン物流が11月9日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高56億4400万円(前年同期比5.9%減)、営業利益1億2100万円(28.9%増)、経常利益1億9600万円(249.8%増)、当期利益8000万円(209.7%増)となった。
物流効率化の提案による取引増加に加え、乗用車販売事業でのエコカー減税効果による新車販売台数は好調を維持したが、需要低迷による生産関連貨物と建設関連貨物の輸送量が落ち込んだことにより、5.9%の減収となった。営業利益では、減収による影響はあったが、原油価格の下落による燃料費の減少と諸経費削減を含めたコスト構造の見直し効果により28.9%増となった。
経常利益においては、第1四半期連結会計期間で計上した退任役員の経営者保険解約金による営業外収益の増加もあり、249.8%増となった。
通期業績の予想は、売上高116億5000万円、営業利益2億4000万円、経常利益2億5000万円、当期利益1億円の見通し。