中央倉庫が11月9日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は100億9500万円(前年同期比18.0%減)、営業利益6億1300万円(24.9%減)、経常利益6億4900万円(26.5%減)、当期利益3億8400万円(前期は2000万円の当期利益)となった。
第2四半期は、9月に茨城県で建築中の倉庫(鉄筋コンクリート・鉄骨混合構造5階建て、延面積1万5600㎡)を完成させ、10月に東京支店茨城営業所として営業所を開設した。6月には梅小路支店トランクルームサービス伏見店などで、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC27001:2005の拡大認証を登録するなどした。
事業別の概況は、倉庫業の入出庫高が前期比で大幅に減少し、保管残高も減少した。倉庫業の売上高は26億400万円(13.5%減)、営業利益3億4300万円(8.3%減)となった。
運送業では、取扱数量は入出庫高の減少で減少し、売上高は54億2600万円(12.2%減)、営業利益は4億5900万円(12.4%減)となった。
国際貨物取扱業では、梱包業と通関業の取扱数量が減少し、売上高は21億100万円(33.5%減)、営業利益は1億1700万円(55.0%減)と半減した。
通期は売上高の予測値を修正しており、208億円(9.1%減)となるほか、営業利益12億4000万円(13.2%減)、経常利益13億円(14.7%減)、当期利益7億5000万円(29.0%増)を見込んでいる。