センコン物流が8月10日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は25億4400万円（前年同期比8.5％減）、営業利益2900万円（前期は900万円の営業損失）、経常利益1億3300万円（1700万円の経常損失）、当期利益5800万円（225.8％増）となった。
第1四半期は、環境の変化と顧客ニーズに対応したソリューション型の営業活動を展開しながら、持続的成長に向けた事業基盤の強化と諸経費削減による原価率の低減に努めた。しかし、昨秋以降から続く貨物輸送の需要低迷と個人消費の冷え込みなどが影響し結果的に減収となった。利益面では、販売費・一般管理費を含めた経費削減策の奏功などで増益となった。
通期は売上高116億5000万円（0.9％増）、営業利益2億4000万円（23.8％増）、経常利益2億5000万円（56.3％増）、当期利益1億円（86.8％増）を見込んでいる。
