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トナミHD/法人税など調整額計上で当期損失1億900万円

2009年11月10日/3PL・物流企業

トナミホールディングスが11月10日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高551億6200万円(前年同期比15.5%減)、営業利益1億7000万円(69.4%減)、経常利益6億1900万円(23.3%減)、当期損失1億900万円(前期は1億4200万円の当期利益)となった。

主力の貨物自動車運送事業や貨物利用運送事業での貨物輸送量の減少、輸出入貨物の取扱減少などが減収の要因。利益面では、軽油価格値下がりによる燃料費の負担軽減や固定経費などの削減に努めたが、売上高の減少要因が大きく影響した。当期損失の要因は、税効果会計の適用による法人税など調整額を計上したことなどが原因。

セグメント別でみると、物流関連事業については、特別積合せ部門での輸送需要の大幅な減少、重点とする3PL事業(サードパーティ・ロジスティクス)や港湾運送事業における物流需要の低迷などが影響し、売上高は508億1700万円と14.9%減となった。営業利益は4億8500万円の減益となり、1億9900万円の損失となった。

通期の業績予想は、売上高1121億円、営業利益6億9000万円、経常利益14億8000万円、当期利益4000万円の見通し。

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