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エスライン/業務効率化で営業利益2.3倍

2009年11月12日/3PL・物流企業

エスラインが11月12日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高187億4100万円(前年同期比3.8%減)、営業利益2億9100万円(136.7%増)、経常利益3億5700万円(81.6%増)、当期利益4500万円(97.2%増)となった。

主力の物流関連事業の売上高は183億7900万円(4.1%減)、営業利益は4億3800万円(24.8%増)となった。

貨物自動車運送事業のうち、グループの主力の特別積合せ部門では、エスライングループが得意とする、集配網と幹線輸送網に物流加工業務を組み込んだ量販店向けの一貫納品物流システムを提供してきた。

個人消費の低迷による国内貨物の減少と、業者間の貨物獲得競争による輸送単価の下落などにより、売上が伸びず厳しい経営環境が続いている。協力会社も含めて集配コースの統廃合や物量に応じた配車指示などにより業務の効率化を推し進め、コストの削減に努めた。

専門輸送の分野では、大手量販店の調達から納品までの一貫した輸送業務、コンビニエンスストアの地域ルート配送、家電や大型家具の保管・配送・設置業務など、得意な地域、得意な事業分野でグループ各社が連携しながら、荷主の要請に的確に応えられる物流サービスの提供に力を注いだ。

通期の業績予想については、売上高375億円、営業利益7億5000万円、経常利益8億5000万円、当期利益7億5000万円となる見通し。

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