エスラインが8月10日に発表した2011年3月期第1四半期決算によると、売上高97億1000万円（前年同期比6.5％増）、営業利益2800万円（前年同期は300万円の損失）、経常利益6600万円（124.3％増）、当期損失2億500万円（前年同期は6200万円の当期損失）となった。
物流関連事業の売上高は95億5300万円で、営業利益は1億7400万円となった。
貨物自動車運送事業のうち、主力の特別積合せ部門では、グループ各社の得意とする集配網と幹線輸送網に物流加工業務を組み込んだ量販店向けの一貫納品物流システムの提供や、同業他社からの岐阜県内配送貨物の受託業務など物量確保に努めた。
専門輸送の分野は、大手量販店の調達から納品までの一貫した輸送業務や、コンビニエンスストアの地域ルート配送業務、家電や大型家具の保管・配送・設置業務など、得意な地域、得意な事業分野でグループ各社が連携しながら、顧客の要請に的確に応える物流サービスの提供に注力した。
通期の業績は、売上高395億円（1.8％増）、営業利益9億円（2.0％減）、経常利益10億円（3.3％減）、当期利益4億8000万円（35.2％減）の見通し。
