LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

エスライン/売上高5.1%減、営業損失300万円

2009年08月10日/3PL・物流企業

エスラインが8月10日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高91億1800万円(前年同期比5.1%減)、営業損失300万円(前期は5100万円の営業利益)、経常利益2900万円(67.8%減)、当期損失6200万円(1400万円の当期利益)となった。

物流関連事業は、貨物自動車運送事業のうち、グループの主力の特別積み合せ部門では、集配網と幹線輸送網に物流加工業務を組み込んだ量販店向けの一貫納品物流システムを提供してきた。

しかし、国内の貨物輸送量の減少により業者間の貨物獲得競争が激化したことに加えて、運賃水準の見直しも進まず、非常に厳しい経営環境が続いている。

専門輸送の分野では、大手量販店の調達から納品までの一貫した輸送業務、コンビニエンスストアの地域ルート配送、家電や大型家具の保管・配送・設置業務など、得意な地域、得意な事業分野でグループ各社が連携しながら、荷主の要請に的確に応えられる物流サービスの提供に注力した。この結果、物流関連事業の売上高は89億5400万円(5.2%減)、営業利益は8300万円(42.4%減)となった。

不動産関連事業は、新たにエスラインギフの旧上園支店(名古屋市中区)の跡地を外食チェーン店に対して賃貸を開始した。この結果、不動産関連事業の売上高は8400万円(7.5%増)、営業利益4200万円(32.4%増)となった。

通期業績予想は、売上高375億円、営業利益6億円、経常利益7億円、当期利益6億3000万円の見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース