トレーディアが11月12日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は61億600万円（前年同期比24.9％減）、営業損失2億2100万円（前期は4500万円の営業利益）、経常損失1億9500万円（6800万円の経常利益）、当期損失1億2200万円（600万円の当期損失）となった。
第2四半期の港湾運送事業部門は船積運送（輸出）での機械機器製品、雑貨が減少し、売上高は38.0％減と大幅減を記録。陸揚運送（輸入）は繊維製品の減少で、売上高は11.2％減。船内荷役の売上高は14.8％減、その他港湾関連は62.3％減とそれぞれ減少し、部門全体の売上高は約35億1200万円（23.6％減）となった。
国際輸送事業部門の国際輸送部門では、輸出はインド、東南アジア向けを中心に増加傾向にあるが、欧米向け家電、機械類の取扱が減少し、輸出部門は約3億7100万円（約2億7300万円減）となった。輸入は中国からの繊維製品の取扱が減少し、輸入部門の売上は約17億4600万円（約5億7700万円減）。部門全体の売上高は約21億1800万円（28.6％減）となった。
兼業事業部門では、通関業の売上高が輸出は25.5％減、輸入は12.9％減となり、通関業全体では16.4％減となった。倉庫業の売上高は25.7％増、その他代理店業では34.5％減となり、部門全体の売上高は約4億7500万円（16.3％減）だった。
通期は売上高140億4000万円（8.1％減）、営業利益7000万円、経常利益9000万円、当期利益4000万円を見込んでいる。
