トレーディアが8月13日に発表した2010年3月期第1四半期決算は、売上高28億4800万円（前年同期比26.6％減）、営業損失2億1200万円（前年同期は営業利益200万円）、経常損失2億100万円（前年同期は経常利益2100万円）、当期損失1億2100万円（前年同期は当期利益1600万円）となった。
取扱量は前年同期間比18.6％減少し、、損益面では、外注費比率が前年同期間比2.4ポイント減少したが、売上高の減少が影響し、営業総利益は前年同期間比79.5％減少した。
港湾運送部門は、船積運送（輸出）は機械機器製品、雑貨が減少し、売上高は41.4％減。陸揚運送（輸入）は繊維製品が減少し、売上高は9.4％減。
船内荷役の売上高は16.6％減、その他港湾関連は66.1％減となり、港湾運送事業収入は16億8400万円（24.6％減）。
国際輸送部門は、輸出はインド、東南アジア向けは順調に推移したが、欧米向けの家電、機械類の取扱いが減少し、輸出部門の売上は1億6800万円（1億3600万円減）で、輸入は、中国からの繊維製品の取扱いが減少し、輸入部門の売上は7億6900万円（2億9500万円減）で、国際輸送事業の売上高は9億3800万円（31.5％減）。
兼業事業部門は、通関業の売上高は、輸出が28.4％減、輸入は14.3％減となり、通関業売上高全体は18.4％減となった。
倉庫業の売上高は24.0％増、その他代理店業は32.4％減で、兼業事業収入は2億2600万円（18.1％減）だった。
通期は、売上高150億4000万円（1.6％減）、営業利益1億円、経常利益1億円、当期利益4000万円を見込んでいる。
