日本貨物航空は11月18日、アジア諸国に再生した車椅子を届けるボランティア活動「空飛ぶ車イス」を支援したと発表した。
17日に全国の高校から集められた再生車椅子100台を自社貨物機に積み込み、18日10時43分にバンコク国際空港に到着した。
空飛ぶ車イスは日本で使用しなくなった中古の車椅子を集め、高校生が整備・再生し、車椅子が不足しているアジア諸国に届ける運動。日本貨物航空は2年前からこの活動を支援しており、昨年はこの活動を「スマイルロジスティックス」と名づけ、日本からバンコクまで40台の再生車椅子を輸送した。
ことしは、活動範囲を広げ、100台の再生車椅子を航空輸送し、最終的にタイ北部のロップリへ輸送され、タイ障害児財団を通じ車椅子が必要な人々に届けられる。