中央倉庫は12月1日、自社株式の第三者割当で、9月に竣工した茨城営業所A号倉庫の建築に伴う設備資金の一部と借入金の返済原資を調達することを決めた。
調達する資金(第三者割当処分の総額)は5億9872万円で、このうち4億9100万円をA号倉庫の設備資金に充当する。調達する資金の支出予定時期は12月~2010年3月で、処分株式数は79万8300株としている。
今回の第三者割当は安田倉庫とワコールを対象に実施する。安田倉庫とは物流拠点の相互利用など物流事業で業務提携しており、ワコールとは従来から倉庫、運送取引を行っている。今回はこれらの提携先・取引先との関係強化を図るため、2社に自己株式を割り当てることを決めた。