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オハラ/ガラス基板材の生産能力を3割増強

2009年12月17日/SCM・経営

オハラは12月17日、ハードディスク用ガラス基板材の生産能力をおおよそ30%増強すると発表した。

マレーシアの100%製造子会社オハラ・ディスクに16億円を投資して生産能力の増強を行う。

投資によて熔解炉1基ほか、成形機と加工機を増設する。グループのハードディスク用ガラス基板の生産能力は、2010年10月には現在の月産1400万枚から1800万枚(現在の約29%増)となる見込みだ。

ガラス基板材は耐衝撃性に優れているため、2.5インチ以下のモバイル用途のハードディスク ドライブ(HDD)に採用されている。最近では、ネットブックが牽引するノートパソコンの伸びにより、2.5インチHDDの需要が拡大している。

今後HDD市場の成長にともない、ハードディスク用ガラス基板は2009~2012年に年率15%という堅調な伸びが予想される。同社は需要拡大の機会を好機と捉え、積極的な投資を行っていく。

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