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P&Gジャパン/2008年度の物流CO2排出量を4.8%削減

2009年12月18日/CSR

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンが発表した「サステナビリティ・レポート2009(日本版)」によると、2008年度の物流におけるエネルギー使用量(原油換算)は9991kl、CO2排出量は2万6600トンだったと発表し、2007年度比でCO2排出量を4.8%削減した。

同社では、2008/09年度から物流効率化のためのグループ横断的なチームが活動し、全社的な視点で無駄な輸送の削減と積載効率向上に取組んでいる。エネルギー使用原単位も2007年度比で99.3%となったほか、各製品でも環境負荷削減に取組んでいる。

アリエールなど医療用洗剤では取引先と協働し、積載効率の向上や輸送ルートの最適化などで物流エネルギーの削減に取組み、発注可能な最小単位を設け、積載トラックの空きスペースを最小限に抑えている。

一部の製品で、無駄な隙間なく積める梱包ケースを設計し、それを元に商品容器を設計するなど、トラックへの積載効率を高めているほか、モーダルシフトも採用した。

パンパースなど紙製品でも、モーダルシフトの採用や、原料輸送用に工場に着いたトラックを製品配送に再利用するなどして、エネルギー使用原単位の年率1%削減を目指している。

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