日本貨物鉄道は12月18日、2010年3月13日に実施するダイヤ改正に伴い、京浜港と東北内陸部を直結する20両編成の海上コンテナ列車を新設すると発表した。
国土交通省港湾局のモデル事業として、盛岡駅構内に海上コンテナ専用のデポ機能を新たに設置しサービスを提供する。
また東京-仙台港間、西浜松-新座など5区間で、従来の午後集荷・3日目午前配達の体制を見直し、午後集荷・翌日午前配送にしてリードタイムを短縮。
コンテナ車100両、コンテナ3300個を新造し、安全性と輸送品質の向上につなげる。このほか、南長岡-福岡間など2区間でISO24トンコンテナなどの直通ルートを新設する。富山貨物-大阪間でもコンテナ車を増備し、輸送力を拡大する。